最近の貴闘力部屋 

貴闘力部屋、一時期は「?」だったが、最近また納得感がある。「白鵬年寄株を買うのに苦労するとか、協会に残るという為に億の金が必要とか、その為に金を出すタニマチに依存する体質はおかしい、協会は改革を!」等の指摘は、当たり前すぎることだが、こちらも麻痺しているのか、改めて気づかされる思いがする。

年寄名跡の売買を「正常化」させることはホント大変みたいだ。貴闘力部屋を聞いていて気づかされたことだが、慣例となっている年寄名跡売買の際の「現金取引」。仮に数十年前に1億で買った株を現金取引の為に誤魔化して3千万円で買ったことにしていた場合、今度真面目に1億5千万で売ったと申告したら1億2千万の収益に税金が掛かる!これではある日真面目に申告することが都合が悪い、、、かも知れぬ。

その他問題を羅列するだけでも、色々。税法上の問題、年寄になる為には適性よりカネ、それも億以上を用意する必要あり、金額が状況次第で上下、一門間で取得のし易さに不平等あり、所有権が法的に曖昧、年寄になったら仕事をしないでも何とかなる等々。
これらによって現役生活も左右されるし騒動も起きる。

貴闘力の「タニマチに頼らなくていいように協会はもっと稼ごう」という指摘はもっともだし、貴闘力なら相撲くじはともかく「稼ぐ力」はあるように感じるが、今、協会が潤っても力士への還元はあんまり期待できないような気がするんだよね、、、。
そこがまた問題。